2014年10月22日水曜日

芸術講座の様子

東寺蔵両界曼荼羅図模写完成を迎え、記念講演が催されました

本大学、模写班が6年の歳月を掛け完成させた「東寺両界曼荼羅図」。
この作品完成時期と近くして大学構内に新しく「文化財保存研究所」が設立されました。
「文化財保存研究所」は作品自体に修復を施す場所として。「模写班」は原本作品資料を基に精密な模写作品を制作する場所として。
二つの施設により、作品保存の研究がより充実して行えるようになりました。
これらを記念し、客員教授・有賀祥隆先生と名誉教授・山崎隆之先生が講演を行われましたので、その時の様子を紹介します。

 
有賀祥隆先生が両界曼荼羅図について講義されている所。百数十名の方が聴講されました。



  山崎隆之先生は法隆寺模写館の展示室内で講演をされました。
 こちらも立ち見の方が出られる状況でした。

両名の先生の深い知識に、受講者は熱心にメモを取っていました。